現代美術界きっての伝説の男 「その男・榎忠(エノチュウ)」展示会へ


 戎橋のキリンプラザで、現代美術界きっての伝説の男と呼ばれている「その男・榎忠(エノチュウ)」の展示会が開かれていましたので観てきました。4階の展示は、ごく普通の展示です。6階ホールは、中央に円形の台座があり、裏側の階段を登ると、直ぐ前に「使い捨てられた機械部品の塊」が現れます。ライトが明るくなったり、黒くなったりすると「増殖する『未来都市』」のイメージが浮かび上がり、その中に「人類の将来」の幻影が出限します。

3階のキッチンでは、「薔薇忠(ローズチュウ 525円)」が期間中、提供されている。生ビールと玖瑰露酒(メイクイルチュウ:ほのかな甘さの中に野バラ(ハマナス)の花の香りが溶け込んだ、軽やかな味わいの果実酒)とのバリエーションがローズ(薔薇)のイメージにピッタリの味を醸しだします。

 

 その作風は、鉄道車両や船を1人で解体し、20トンにおよぶその廃鉄で巨大な機械彫刻『スペースロブスター P-81』を作った男として有名です。

    

 「キリンプラザ大阪」開催案内からプロフィールをご紹介しますと、1944年香川県善通寺生まれ。1960年代後半から関西を中心に活躍。 1970年にハプニング集団グループZERO(後にJAPAN.KOBE.ZERO)を結成。神戸の町で150人を超える人が参加したハプニング「虹の革命」(1971年)や布に描かれた鯨を海に返すというパフォーマンス「方法から方法へ」(1975年)などを行う。脱退後、自宅、その周辺の環境全てを会場にして開催した個展など、作品の発表の場を美術館やギャラリーに限ることなく、制作を続けている美術家です。

 幻のBar「ローズチュウ」が復活している
 

会 場:KPOキリンプラザ大阪
期 間:2006年2月11日(土)〜4月16日(日)
    11:00〜21:00(会期中無休)

 

入場料:一般700円/学生500円(中学生以下無料)
http://www.kirin.co.jp/active/art/kpo/art/now.html

 トクショーも予定 4月16日(日)16:00〜 
 

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