「もしも義経にケータイがあったなら」

新潮新書から出ています。書名を見て、衝動買いをしてしまいました。「義経はなぜ失脚したのか。上司・頼朝の承認も得ずに独断即決で行動した義経が、もしも携帯電話を持ち、「ホウレンソウ」を実行していたら。」といった内容なのですが、エピソードを交えた経営・人事理論として読むと面白いです。書評でも色々な評価がありますが、参考になると思います。清盛が成功した要因が、「各個分断戦略」にあるなど、改めて「平家」の戦略を見直しました。すぐ読めるので、お勧めの本です。


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「もしも義経にケータイがあったなら」
鈴木 輝一郎著 714円 新潮新書

メールマガジン
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英雄・義経はどうして転落したのか―。

《新潮社 メールマガジン》
《夕刊 フジ ブログ》
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[124]『もしも義経にケータイがあったなら』鈴木輝一郎
                         ■ISBN:4-10-610124-6
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英雄・義経はどうして転落したのか――。義経は、鎌倉から動かない総大将・頼
朝の承認も得ず、独断即決で行動することが多かった。組織において、上司への
詳細な報告、迅速な連絡、緻密な相談は不可欠である。それは時代を問わない。
もしも、義経に携帯電話があったなら、もしも、義経が社内根回しの大切さを知
っていたら、もしも、始末書の書き方を知っていたら……。現代の経営・人事理
論で読み解く義経失脚の謎。

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第1章 旧体制平清盛―強大さの構築と維持の秘訣

平清盛の分断戦略・独占戦略・そして自己改革
なぜ頼朝、義経らは殺されなかったのか―巨大独占企業の自主的自衛策

第2章 同族企業源氏一門の成長・頼朝の戦略・義経の戦術

もしも以仁王にファックスがあったなら―源氏蜂起から京都占拠まで
頼朝のマネジメント―敵を知ることと自分を知ること

第3章 義経の失脚―同族企業から大企業への転換期を知れ

『ホウレンソウ』は組織人の基本―義経最初の失脚
勢いあまって詰めまであまい―屋島合戦の強引

第4章 勝者頼朝の安定戦略・敗者義経の敗北の美学

勝利者頼朝の恐怖と孤独
敗北者義経の人気―敗者の美学

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