「葬送と美から、いのちの現在へ」

企画展のご案内 Yoo, Lizzy 葬送と美

The Form of the Beautiful Life-Funeral

 ☆期間 2007年4月6日(金)〜4月22日(日)月曜休館(月曜が祝日の時は翌日休館)
10:00am〜6:00pm(入館は5:30pm、最終日は4:30pmまで)

 ☆場所 伊丹市立工芸センター B1F 企画展示室・展示室B

 ☆展示内容 葬送儀式や葬送具は、もっともよく民族の精神文化を映し出します。
 
 ☆Yoo,Lizzyの作品は韓国と日本の文化の相違や近しさを知ると同時に、現代における死と生の意味を改めて考えさせてくれます。

【関連企画】 公開シンポジウム

 美しい生の一つの形式として葬送のなかに美の表現を見いだすYoo, Lizzyの作品は、死はむしろ生の側にあることを語っています。いま日本では、また韓国においても、葬送のあり方が揺れ動いており、それは生や死の意味がゆらいでいることを映しています。葬送と美や芸術の関わりから、日韓の葬送文化の違いや変化、いのちの現在までを語りあいます。

 ☆4月7日(土) 15:00〜17:00 場所:旧岡田家住宅酒蔵(工芸センター敷地内)内

Yoo, Lizzy(劉 里知 ユ・リジ)

金属工芸作家、ソウル大学校美術大学教授
ソウル大学大学院、米国テンプル大学タイラー美術学校卒業。
・1960年代後半から発表活動を始め、80年代以降、韓国を代表する作家の一人として海外の展覧会でも活躍。韓国国立現代美術館、ソウルメトロポリタン美術館などコレクション多数。

Lee, Ihnbum(李 仁範 イ・インブン)

蚩尤金属工芸館館長、詳明大学校教授
・1955年生まれ。弘益大学院博士課程美学専攻修了。
・韓国国立現代美術館学芸員、韓国芸術総合学校 韓国芸術研究所研究員を経て現職。専門は柳宗悦及び韓国近現代美術に関する比較芸術学的研究など。著書に『朝鮮芸術と柳宗悦』(時空社)。

野村 雅一

京都外国語大学教授、国立民族学博物館名誉教授
・1942年広島県生まれ。京都大学大学院修士課程修了。
文化人類学者。人間の多様なコミュニケーション様式の研究を専門とするが、近年は、誕生から死以後までも視野に入れて、人のエイジングのテーマに取り組む。『身ぶりとしぐさの人類学』(中公新書)、『老いのデザイン』(求龍堂)など著書多数。

司会進行 坂上 義太郎

伊丹市立美術館館長、近畿大学非常勤講師
・1946年兵庫県生まれ。関西大学卒業。
・財団法人柿衞文庫学芸員伊丹市立美術館学芸員を経て現職。日本の近・現代美術を主たる分野にしている。著書に『私の美術雑記帖』(光村推古書院)。

企画協力 大久保英治(現代美術家
共 催 NPO法人芸術環境計画、伊丹市、財団法人伊丹市文化振興財団
助 成 韓国文化芸術委員会、韓国工芸文化振興院
後 援 神戸新聞社産経新聞大阪本社、兵庫県伊丹市教育委員会

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2007年03月24日 《勝ち越しの大一番》

露の団四郎師匠

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