『ぬる燗』がお奨め 志太泉「純米生原酒 2003年度」[静岡産]
12月27日に、馴染みの酒屋の店長に「ぬる燗で飲むと美味しい」と勧められ、お正月に、飲んだ日本酒で美味かったのは、志太泉酒造の「純米生原酒 2003年度」です。蔵元のウェブサイトでは、「微かな花のような上立ち香があり、含み香は林檎か蜂蜜のような香りがします。味わいは、当たりがまろやかでやわらかい膨らみがあります。新酒の固さも少し感じられますが、十分な米の旨みと渾然一体となって、非常に心地よいバランスとなっております。」と表現されています。
ところで、「燗の呼び方」というのがあり、なかなか風情があります。
・30℃ 日向燗(ひなたかん)
・35℃ 人肌燗(ひとはだかん)
・40℃ ぬる燗(ぬるかん)
・45℃ 上燗(じょうかん)
・50℃ 熱燗(あつかん)
・55℃ 飛びきり燗(とびきりかん)
志太泉の「泉」は、日本酒のネーミングでは、10位にランキングされています。トップ3は、「山」「鶴」「正」です。以下、宗、菊、大、乃、金、白、泉となっています。
日本酒風呂というのもありますが、その入浴法は、ぬるめ(40℃くらい)のお湯に日本酒(純米酒が理想的)を3〜4合(540ml〜720ml)程度注いで、よくかき混ぜて入浴するというものです。体を芯から温め、お肌をしっとりツヤツヤにしてくれます。