四国・愛媛県の銘菓のタルトを賞味しました・・

お菓子の歴史は、面白い。古代ローマ時代のトゥールト(tourte)というお菓子に由来しているタルトが、南蛮(ポルトガル)の船が長崎に来航した時に伝わったのが、カステラ生地にゆず風味さわやかな小豆こしあんをたっぷり塗り、くるくるっと巻いたタルトとして、明治以降、松山の菓子司に技術が伝わり、四国・愛媛県の銘菓として普及しました。たまたま、天満橋の京阪シティーモールの地下の食品売り場で見つけました。

長崎から伝えたのは、松山藩主松平定行公だと言われていますが、正保4年(1647年)の長崎警備の際に南蛮菓子タルトに接してことが、きっかけで、製法が松山へ伝わったそうです。2種類のタルトがあることを知りました。


タルト02
















タルト(tarte)とは、フランスを代表するお菓子のひとつで、ビスケット生地(パートシュクレ)やパイ生地(フィユタージュ)で器を作り、中に果物やクリーム,ジャムなどをつめたお菓子のことです。


タルト













2006/01/27